すっかり梅雨明けして猛暑に突入しましたね。
ちょっと遅くなってしまいましたが、先日の満月バーの様子を少しだけ。。
当日はスーパームーンをとても楽しみにしてけれど、スタート時間が近づいたころには生憎の土砂降り。。
しかし、予想をはるかに超えるたくさんのお客様が集まってくれました。ほんとにうれしかった。ありがとうございました。 また、お天気がよかったらお月様を愛でながら外に広がりつつ飲んでいただくのもありかなとおもっていましたが、雨、、店内が狭いためゆっくりとしていただけなかったり、お料理をお待たせしちゃったりと至らぬところがたくさん。。そんなところは反省しつつ次回はもっと楽しんでいただけるよう頑張ります!
そして、今回改めて感じたのは、場の雰囲気は来てくれるゲストが作ってるってこと。
ワクワクとそれぞれのエネルギーのおかげでムードは盛り上がり、なんだか素敵な夜でした。
またいつかの満月バーで!! 次は、お月様がきれいに見えるあのころかな。。
イケメンソムリエ樋口さんのセンスが光るワインのセレクト。今回は全部自然派ワインで。
丁寧な説明ですでにファンが!
happy field cafe 福田さんのお料理。写真はこれしかとれませんでした。後日料理がおいしかったぁとたくさんのお声をいただいてありがとうございます。これは「自家製もち豚の長いソーセージ 季節の野菜のロースト添え」おいしそう。食べたかった。。福田夫妻サイコーです。ありがとうございました。
そして次の日のこと、ぼーっとした頭の中で10数年ぶりにふとあることを思い出しました。
それは、吉祥寺のケーキ屋さんでドロンドロンになるまで修業をしていたころ、
当時住んでいたのは、歩いて帰れることで選んだとっても狭い1kのマンション。
1階の私の部屋は、ほとんど陽が当たらないところでした。唯一のいいところは広い屋上に上がれたこと。
月がきれいなその夜、私はビール片手にふらっと屋上へ。するとそこには、思い思いの場所ですでに月明かりで飲んでる住人達がちらほら。絵本作家の卵とか、静岡の実家のお菓子屋さんを継ぐ前にドイツ菓子屋さんに修行に来てる人とかとポツリポツリと取り留めのない話。その中で仲良くなったのが、料理人からワインンのインポーターに転職したばかりの21歳の男の子。時々屋上に上がっては、会社で試飲した余りのワインなどを彼の熱い説明付きでちゃっかり頂戴してました。
その中でもで特に印象に残ったのが、葡萄の名前も作り手も全く覚えてませんがとある1本のロゼワインです。自然派ノンフィルターのそのワインが半分以下になったころよく瓶をまわして空気を含ませるとトロトロの状態に、すごい美味しいというよりも自然に感動って感じでした。
月明かりにかざされたボトル、その時の風、ワインののど越しと香りがなぜか鮮明に蘇ってきました。わぁー私の満月バーへの想いのルーツがここにあったんだ。鎌倉のお総菜屋さんの満月ワインバーに行っても全然思い出さなかったのに。おもしろい。過去の自分の記憶に知らず知らず影響されてるもんなんですね。
dough-doughnutsの満月バーからも誰かの中にそんな記憶が作れたらなんて素敵なんだろう。
もちろん日々のdough-doughnutsも考えてることは同じです。
平凡な日常にささやかなワクワクと甘い幸せを!!
なんて。